こんにちは。
ココナラで傾聴屋をやっているまなみと申します。
さっそくですが
先日、友人とのランチで正しければ言い分を通すために強く言ってもいいのか。という話になりました。
正しい主張からおきた喧嘩
子どもが「正しい言い分」を加減なく、相手に伝えて、口喧嘩がおきたらしいのです。
難しい議題だなと二人で考えました…。
「(そもそもの言い分は)正しい!正しいけれどそれは相手を傷つけて良い理由にはならない だけれど、やっぱり発端は正しいんだよね」とぼそり。
正しい言い分は、それが正しければ正しい程、言われた相手の逃げ場を奪ってしまうので、結局は言い方の問題だという考え至っての発言です。
例えば、はさみは便利だけど振り回せば凶器になるとでも言ったところでしょうか。
自分の言い分だけ言葉にしない
どんなに自分の主張が正しくても相手の話を聞かないのは、良い結果に繋がりません。相手を論破してしまうことも同様です。
一瞬だけの関係ならそれも手法ですが、上から押さえつけてしまうと、その時だけ表面上従うだけです。
もしも何度も同じ指摘をする関係が今ある場合、もしかしたら、相手なりの「正しさ」を聴けておらず、それをクリアできていないことが原因かもしれません。
これからも良好で対等な関係を続けたいのなら、相手の主張を聴きお互いにWin-Winの会話を目指すことを強くオススメします。
相手を追い詰めない
どんな道筋で相手がこちらの主張に、軌道変更できるのかを考えながら発言することが、一番重要なポイントで、「正しさ」は一つの判断材料に過ぎません。
何故なら「正しさ」は、置かれた立場によって変わるから。
前提を覆すようですが、【人の数だけある正しさ】が会話の中で相手に恨まれる原因です。
でも…と二の句を継げるのは、その人なりの「正しさ」があるためです。
相手の「正しさ」から目を逸らして話を進めてしまうと、相手も自分の主張の逃げ道ばかりを探して、こちらを見てくれません。
人の数だけ正しさがあるから
言葉を鋭利な刃物にして振り回したくないなら、冷静な時にお互いを追い詰めないルールを設けておくことをおすすめします。
近しければ近しい間柄程、そのルールは関係を維持向上させるために重要だと考えています。
・ 指摘するときは目を見ない。
・ 「そんなところも可愛いのだけど」と好意も明確に伝える。
・ 一回だけ言う。
・ 時間を決めて言う。
・ 手紙にする。
傾聴のススメ
そして、最初に挙げた子どもさんのように一度火が着いてしまったら何て声をかければ良いのか。
これは私なりの考えとして、その友人にもお伝えしたのですが「聴いてみたらどうだろう」でした。
その子の気持ち。
詳しくどこが嫌なのか。何が気に障ったのか。どうして欲しいのか。
とにかく吐き出すことで、少なくとも相手にはこれ以上不満を言わなくて済むのではないでしょうか。
怒りは第2次感情なので、怒りだけ沸いてでることはないと言われています。
その奥にある気持ちを知ると、怒らないで済むんですね。
怒りはかなりエネルギーを消費しますから、人間なるべく省エネで生きていたいもので、きっかけさえ掴めれば、燃費の悪い怒りは引っ込みます。
軽やかに生きてもらうためにも話を聴くって大事なんです。
そして、話を聴くために、自分の余裕を作ることはもっと大事。
「そんなこと怒ってたって仕方ないでしょ!」小さいことだとつい言いたくなるケースも中にはあるのではないでしょうか。
それはもしかしたら、全部聴いてもらった体験が少ないことが影響しているもしれません。
「話したって、変わらない」という想いが胸をもたげているのではないかと思います。
その対応策として私でも私でなくても、誰かに一度気持ちを話してココロの棚卸しをしてみてはいかがでしょうか。
少しずつ成功体験を積めば、心に余裕が生まれてゆき周囲に優しくできる余裕に繋がるかもしれませんよ。
ココナラには、話を聴くエキスパートがたくさんいますので波長が合いそうな方が見つかったらその門扉を叩いてみてもよいかもしれませんね。
もちろん私も精一杯傾聴屋として鋭意邁進しておりますのでもしご縁があればよろしくお願い致します。